よくある質問

2013年5月16日 木曜日

妻名義で預金した夫の給料は、誰のものですか。

夫が働いて得た財産は、夫だけが働いて得た財産とは言えません。日常の家事や育児を、妻が中心となって行うといういわゆる内助の功があってこそ、夫はその時間の大半を仕事に費やすことが出来るからです。

 従って、夫が得る給料のうち幾分かは妻の内助の功の対価であり、その給料も、夫婦間の共有となるべきでしょう。

 ただし、妻の共有持分割合を具体的な数字で算定することは極めて困難です。
この点につき判例では、夫の所得の2分の1が妻の所得となることを否定し、妻の持分は、財産分与や扶養などの各請求権若しくは相続に際して実現されるべきであるとして、こうした手続以外では、夫名義の所得の一部を妻の所得と評価することは出来ないとしています。

 この判例の考え方からすると、妻名義の貯金は、実質的には夫婦間の共有ですが、妻の持分割合を明らかにすることは出来ないということになります。

 従って、夫婦間の協議によってそれぞれの持分割合を決定していく以外ないことでしょう。

投稿者 行政書士あおき事務所

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